導く指導
私の指導方法として生徒に考えさせるという事をいつも念頭においています。
教えるだけ、答えを言うだけの教え方は簡単でそうしてしまうと子供が考えなくなり、答えを言ってくれるのを待つようになります。
新しく学ぶものであれば最初から丁寧に、答えまでやり方を教える方法で何ら問題ないと思いますが、問題を解いた時、2回目3回目もそれだと力がつきません。
元々出来る子というのは考える事が普通にできるので、教えるだけ、答えを言うだけでピンときて、過程を勝手に導き出したりできますが、そうでなければ教えるだけの方法は毒になります。
ですので私は答えは決して言わない授業をしています。
その代わり考えさせるためにヒントをいいます。その子の能力に応じてヒントは2個になり3個になり、、、もっとたくさんの時もあり、ほぼ答えを言ってるかも?というような時もあります(笑)
そのヒントで解決しなければ違う角度でのヒントをだします。
最終わからなければ解説、解答をしていくスタイルです。
でも私は子供自身にできた!とかわかった!という体験を沢山してもらいたいのでなるべく子供に答えてもらうように指導しています。
その子によって解答の出す時間って違うんですよね、時間のかかる子、思いつきで言う子、全く喋らない子、思いもよらぬ解答を言う子。
色んな個性をみてきました。一人一人全く同じ子はいないので面白いなと感じたり、私もまだまだだなと感じたりしています。